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グリーンプリンティングに認定されました

当社の工場がグリーンプリンティング工場の認定(*1)を受けました。 当社は、HP上で公開している環境宣言にもありますが『資源のリサイクル』『電力使用量の削減』など、 中小零細企業として微力ではありますが環境へ配慮した活動を続けて来ました。

その中で、首都圏で事業をさせて頂いている当社は東日本大震災後の電力不足に際して、 大手事業所に課せられていた節電義務には該当していなかったのですが、自主的に目標を掲げてデマンドシステム (使用電力のリアルタイムな見える化)の導入、 エアコン・照明の使用節減などにより13%の契約電力削減を達成することができました。

こうした取り組みに加え、工場内の美化活動など日ごろの活動に対する総合的な審査を受けて今回の認定に至りました。

ただし、今回の認定で取り組みが終わるわけではありません。
今後も『できることからやる』の精神で社会に貢献して行きます。

  • 認定事業者名:株式会社 木万屋商会 市川工場
  • 認定番号:C1008
  • 認定日:平成24年6月13日
  • エコプロジェクト工場事務局 福岡桂一郎

(※1)『グリーンプリンティング(GP)認定制度』
http://www.jfpi.or.jp/greenprinting/about/index.html
名刺や会社案内に「GPマーク」を使用して、アピールすることができます。

グリーンプリンティング取得の実行役の一人であるエコプロジェクト リーダーの営業部 大森が 「グリーンプリンティング工場認定取得奮闘記」を記載しました。
本文は『フォーム印刷』日本フォーム印刷工業連合会会報 2012.7 No.372内P17・18にも取り上げていただきましたが、ここに全文を掲載させていただきます。

グリーンプリンティング工場認定取得奮闘記

大森課長の写真

株式会社木万屋商会
営業部 大森智志

4年前の夏でした。『エコプロジェクトのプロジェクトリーダーをやれ』 平成20年8月、日印産連の地球温暖化対策の自主行動計画への取り組みとして、零細企業でも出来ることからやる目的で、メンバー3人のエコプロジェクトが活動し始めました。
「給湯室他の蛍光灯をこまめに消す」「事務所の冷房温度28℃」「クールビズの服装」など節電に取組みました。毎年5月決算時に目標対実績の報告をしながら工場の蛍光灯も間引きました。 循環型社会形成の自主参加もリサイクル対応も積極的な参加協力をして来ました。
3年たって、23年311、東日本大震災を契機に、当社は東京電力の使用量削減15%には該当しない中小零細企業でしたが、 ちまちまやらず「契約電力15%削減」の目標を掲げてデマンドシステムを導入したり社員や家族の協力も得て、13%の削減をしました。 目標にはわずか届きませんでしたが程よい達成感を味わっていたところ、『次の段階だ。グリーンプリンティングをすぐに取得しろ!!』です。

営業の私は当惑しましたが、工場のプロジェクトメンバーと3人で、まずは勉強です。日本フォーム工連の環境委員会の方から『認定取得に向けたスケジュールの進め方』 『各種書類の作成方法』など丁寧なアドバイスを頂き、日印産連のGP事務局からは、『書類の準備はどうですか』と親切なお電話まで頂戴したり、 指示した社内の常務取締役と比較して格段に温かい皆様の支援と優しいお気持ちに触れ、メンバーは日常業務終了後に、喜んで規定の作成や打ち合わせを重ねることが出来ました。 社外の皆様から、絶大な支援のお蔭をもちまして気が付いたら4年目にしてGP工場の認定を受けることができました。

一連の取り組みを通じて一番大事だと感じたことは、当社の周りには『協力して下さる沢山の人たちがいる』ということでした。 また、社内でも一つの目標に向かって、4年も経てばチームは協力し合って進んで行けるように仲間意識が高まり、 コミュニケーションを随分深めることができました。大量な文書作成ほか大変でしたが、今思うと実に感慨深い事です。

そのおかげで、営業製造以外でも通常業務が大変やりやすくなりました。
これからは他社のお役に立って、恩返しをしたい所存です。